できごと徒然
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No.0104

できごと徒然(104) 〜終末期医療を考える〜宝塚市広報〜

宝塚市広報。2015年6月号に掲載されました。

昨年関わりを頂いた方ですが、介護されていたおばあさんを自宅で最期まで看取られました。主治医としてその方の在宅医療を担当していました。
その経験を、家族の方、関わった事業所、私も交えて振り返り、対談を行いました。在宅療養を選択された家族の方自らが体験談を語られたことに大きな意味があると思います。


本文の中にも紹介されていますが、介護された方は弁護士という仕事をこなしながら、また3人の子供の子育てをしながら、おばあさんの介護もなされたという方です。多忙な生活ながら、介護保険のサービスを利用して、自分のペースで介護を続けられました。うまく社会サービスを利用されながら、自分の仕事もこなしながら介護を続けられたのは、新しい時代の介護のスタイルだなと感心しました。


在宅療養が利用者さんに納得して選択して頂けるように、また選択して良かったと思って頂けるように、今後も診療を続けたいと思います。


団塊の世代が後期高齢者を迎える2025年に向けて、宝塚市が在宅療養の選択が身近にできるような町であって欲しいと、宝塚市医師会でも期待しています。



[ 宝塚市広報2015年6月号 ]

 
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