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宝塚市民にとって、キーエンスという会社名は、感謝と賞賛に値する会社です。
キーエンスの役員であられた、岡本光一様ご夫妻が宝塚市立病院の新築のために、250億円もの寄付をしてくださったからです。そのようなことから、キーエンスという会社名はよく存じておりました。
話は変わりますが、当院では在宅医療を行っております。
その在宅医療の医療費の個人負担金を頂戴するのは、かなり神経を使います。
在宅の診療費には、医療保険分と介護保険分の費用を合算して引き落としをしますが、これを手作業でするのは、結構、大変で神経を使う作業です。
そこで、キーエンスのRPA (Robotic Process Automation)を利用して、以下のように自動化するシステムを作成しました。
https://www.keyence.co.jp/ss/products/software/rk-customers-voice/
PRAとはパソコンの画面操作をなぞるようなプログラムです。
パソコンの画面を認証し、適切な場所へカーソルを移動しクリックするようにプログラムを組みます。プログラムを書くのではなく、プログラムのピースをレゴのブロックのように積み上げて作成します。コードなど高度なプログラム知識は不要ですが、それでも今回、2025年11月に契約して作成に約半年かかり、この7月に一応完成しプログラム実行できました。
私の実際の利用は以下ですが、ソフトは異なっても、パソコンの画面操作を自動化するので、どのようなソフトであっても対応できると思います。
サポートも手厚く、なんとかプログラムの完成までこぎつけることができましたので、ここに報告します。
【PRAの実際】
1、webORCAというレセコンを動かして、在宅時医学管理料の診療コードを入力し、前月に訪問診療に伺った患者名のリストをエクセルで作成します。
2、webORCAを使って、これら在宅医療を行なっている患者の医療保険の自己負担額を計算し抽出します。
3、webQKANという介護保険請求ソフトを利用して、これら在宅患者の居宅療養管理指導費を抽出します。
4、医療保険の自己負担額と介護保険の自己負担額を合算します。
5、この合算金額を口座振替システムに入力して、口座から自動引き落としをします。
PRAを立ち上げてシナリオを読み込むだけで、上記の作業をすべて自動で処理してくれるので事務負担が大幅に軽減できました。
当院での医療DXの試みとして、目標達成できたので、ここに記録に残します。
2026年7月15日

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